2015年度
過去の教育講演をまとめたトピックスを公開しています。
*講演内容をクリックするとトピックスが展開します。

開催回 教育講演 演者 講演内容
2015年4月度 産婦人科 浅井哲先生
乳腺・内分泌外科 齋藤雄紀先生
・進行/持続性/再発子宮頸癌に対するペメトレキセド+シスプラチン:第II相試験 - ペメトレキセド+シスプラチン併用療法は良好な有効性を示した
・甲状腺癌に対する新規分子標的薬ソラフェニブの当院での使用経験
2015年5月度 緩和ケア科 竹中元康先生
乳腺・内分泌外科 新倉直樹先生
・緩和ケアについて
・HER2陰性転移乳癌患者におけるベバシズマブ+ドセタキセルによる一次治療後の維持療法としてのベバシズマブ+カペシタビン vs ベバシズマブ:無作為化非盲検第III相試験(IMELDA)- PFS、OSともにベバシズマブ+カペシタビン群で有意に改善
2015年6月度 リハビリテーション科 藤原俊之先生
呼吸器内科 青木琢也先生
・がんリハビリテーションについて
・化学療法未治療の進行NSCL高齢患者に対する週毎のドセタキセル+シスプラチン vs 3週毎のドセタキセル単独療法:無作為化比較対照第III相試験 - 週毎のドセタキセル+シスプラチンは単独療法と比べ生存利益を示さなかった
2015年7月度 精神科 山本賢司先生
乳腺・内分泌外科 寺尾まやこ先生
・サイコオンコロジーについて
・BRCA1/2 遺伝子変異の卵巣癌と乳癌の予後への影響:27の文献を用いたメタアナリシスにおいて卵巣癌と乳癌いずれにおいても強い予後予測因子である可能性があった
2015年9月度 薬剤科 曽根敦子薬剤師
皮膚科 倉繁祐太先生
・抗がん剤による暴露について
・未治療切除不能悪性黒色腫におけるニボルマブ単剤 vs ニボルマブ+イピリムマブ vs イピリムマブ単剤:第V相ランダム化二重盲検比較試験−ニボルマブ+イピリムマブ併用療法はPFSにおいてイピリムマブまたはニボルマブ単剤治療より優れる
2015年10月度 病理検査技術科 加戸伸明技師
泌尿器科 野本剛史先生
・病理細胞診の基礎と応用
・局所限局性前立腺癌に対する高用量放射線療法+短期または長期アンドロゲン除去療法:第III相試験 - 高用量放射線療法+長期アンドロゲン除去療法は生化学的再発およびOSを改善
2015年11月度 消化器内科 広瀬俊治先生
血液腫瘍内科 沼田裕樹先生
・肝発癌抑止を目指したウイルス性肝炎の治療について
・造血器腫瘍領域における腫瘍崩壊症候群の診療ガイドラインについて
2015年12月度 がん相談支援センター MSW伊勢啓一氏
耳鼻咽喉科戎本浩史先生
・がんサバイバーの経済的課題〜医療費を中心に〜
・プラチナベース療法にもかかわらず再発/転移した頭頸部扁平上皮癌におけるセカンドライン治療としてのアファチニブ vs メトトレキサート:無作為化非盲検第III相試験 - アファチニブ療法は主要評価項目のPFSを有意に改善し安全性プロファイルも管理可能
2016年1月度 整形外科 渡邊拓也先生
呼吸器内科 滝口寛人先生
・骨軟部腫瘍に対する新規薬剤開発の動向ついて
・進行扁平上皮癌の標準治療および免疫チェックポイント阻害剤ニボルマブを使用した論文紹介
2016年2月度 新潟県立がんセンター新潟病院
皮膚科部長 竹之内辰也先生
・免疫チェックポイント阻害薬の副作用対策〜当院における多職種連携の取り組み〜
2016年3月度 慶應義塾大学看護医療学部/
大学院健康マネジメント研究科
武田祐子先生
・家族性腫瘍診療の実際と課題