2014年度
過去の教育講演をまとめたトピックスを公開しています。
*講演内容をクリックするとトピックスが展開します。

開催回 教育講演 演者 講演内容
2014年4月度 血液腫瘍内科 豊崎誠子先生
乳腺・内分泌外科 寺尾まやこ先生
・急性前骨髄性白血病での標準療法に対してATRAと三酸化ヒ素併用の非劣性を確認
・閉経女性へのアナストロゾール投与で乳癌が半減-乳癌罹患リスクが高い人々を対象とした二重盲検RCTの結果
2014年5月度 消化器内科 湯原宏樹先生
小児科 石黒寛之先生
・既治療の進行胃癌または胃食道接合部腺癌に対するRamucirumab:無作為化多施設第3相試験 - Ramucirumabは単剤で二次以降の治療として有効性を示す
・小児がんサバイバーの内分泌疾患リスクは約5倍-北欧5カ国における癌登録の追跡結果
2014年6月度 泌尿器科 野本剛史先生
放射線治療科 国枝悦夫先生
・限局性前立腺癌には待機療法よりも全摘術を特に65歳未満では手術の利益が大きい、最長23年の長期追跡の結果
・10個までの転移性脳腫瘍に対するγナイフ単独治療の前向き他施設共同研究
Stereotactic radiosurgery for patients with multiple brain
2014年7月度 皮膚科 生駒憲広先生
消化器外科 鈴木俊之先生
・抗がん剤治療中の皮膚障害の対処について
・大腸癌治療後追跡に腫瘍マーカー(CEA)とCTを併用しても治癒切除可能な再発癌の検出効果は上がらない
2014年9月度 呼吸器内科 端山直樹先生
産婦人科 柏木寛史先生
・抗がん剤の副作用による間質性肺炎の対処について
・進行卵巣癌に対するカルボプラチン+パクリタキセルの毎週投与 vs  3週毎投与:多施設無作為化第III相試験(MITO-7)  - カルボプラチン +パクリタキセル毎週投与は同等の効果と低い毒性を示し、  一次治療の選択肢となりうる
2014年10月度 ピースハウス病院 齊藤英一院長
整形外科 渡邊拓也先生
・大切な人のいのちを共に支える〜予後予測を考える〜
・外来で生検する?しない?肉腫について
2014年11月度 画像診断科 風間俊基先生
乳腺・内分泌外科 津田万里先生
・PET/CT検査について
・HER2陽性進行乳癌におけるトラスツズマブエムタンシン vs 医師の選択による治療:無作為化非盲検第III相試験(TH3RESA)- トラスツズマブエムタンシン群でPFSが有意に延長(最終結果)、OSも延長傾向(中間結果)
2014年12月度 口腔外科 青木隆幸先生
消化器内科 小川真実先生
・抗がん剤治療中の口腔ケアについて
・ゲムシタビン不応進行膵臓癌に対する二次治療としての葉酸+5-FU(FF) vs オキサリプラチン+FF(OFF):無作為化非盲検第III相試験-OFF群で有意にOS、 TTP延長
2015年1月度 総合内科 柳 秀高先生
耳鼻咽喉科 戎本浩史先生
・一般的な敗血症治療について
・放射性ヨウ素不応性、局所進行性または転移性の分化型甲状腺癌に対するソラフェニブ: 無作為化二重盲検第III相試験 - ソラフェニブはPFSを有意に延長
2015年2月度 薬剤科 駒田真由薬剤師
消化器外科 鈴木俊之先生
・薬剤師から見た抗がん剤による重篤な副作用について
・III期結腸がんに対する補助化学療法としてのS-1 :無作為化第III相試験(ACTS-CC試験)- S-1はUFT/LVに対して非劣性を示す
2015年3月度 消化器外科 古川大輔先生
血液腫瘍内科 小島稔先生
・サルコペニア(骨格筋量減少)について
・成人バーキットリンパ腫に対する低強度化学療法